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中野土人形
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中野人形
 
     
ゴミや小石を拾いよく練った粘土を麺棒で伸ばします。 型の大きさに切って手の甲で平均に満遍なく型に押し付けます。型は表と裏で一対です。 型抜きした粘土の表と裏との合わせ目に水をつけます。
     
最中(もなか)の皮のようにくっ付けて生地が出来上がります。 よく乾燥させます。 生地を窯に入れ素焼きをします。
     
素焼きはあまり焼きすぎても胡粉(ごふん)の付きが悪くなり、焼けなければ割れやすくなります。狐色に焼きあがるのが一番です。奈良家では薪で半日くらいかけて素焼きをします。 素焼きされた人形は全面に胡粉(ごふん)を塗り真白な人形となります。胡粉(ごふん)は貝殻を焼いて粉にしたものです。これを膠(にかわ)で溶いて人形に塗ります。 胡粉(ごふん)が塗られた人形はよく布で磨き上げられてから顔描きされます。一番神経を使い苦労するのがこの顔描きです。
     
顔料を膠(にかわ)でよく溶いた泥絵の具で胡粉(ごふん)塗りされた人形に彩色を行います。彩色は赤、黒、紫の三色を基調とする昔ながらの方法で、それに黄、青、緑などが使われ薄い色から順に塗られます。    
立ケ花人形
 
     
西原家の生地作りも型の表と裏の両方に粘土をつめます。   型から抜いて張り合わせます。
     
  西原家の生地作りの特徴−
大きいものが多いため型抜きした人形を張り合わせるとき、小さくきった内山紙を何枚も貼り付け、合わせ目が乾いたときに人形が割れないようにしてあります。
大きな温室で乾燥させます。
    立ケ花人形9
人形が割れないよう慎重に窯詰めします。 夕方風がなくなったところで火をつけおよそ2時間くらい焚き続け、人形を素焼きします。西原家では生地作りから素焼きまでの作業は8月ごろから10月いっぱいまでかけて行っています。 胡粉(ごふん)が塗られた人形に彩色が行われます。西原家ではある程度彩色が行われてから顔描きが行われます。
 
 
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