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日本の土人形
 

 土人形は京都南部に作られた伏見人形が源流とされ、江戸時代初期ごろから量産されたと言われております。伏見稲荷大社の信仰と結びついて「稲荷みやげ」として売り出され、人々の交流とともに全国に普及してきました。
 江戸時代中期以降、全国各地に土人形作りが起こり、江戸時代後期から明治時代にかけては、実に全国150ヶ所もの土人形の産地がありました。
 しかし、その後、廃絶あるいは衰退の一途をたどり、戦後各地で復活されているものの全国でわずか40ヶ所程度と最盛期に比べて約4分の1の産地で制作されているのみとなってしまいました。
 土人形はその土地の民間信仰、風習、行事などと結びついた手作りの素朴さで人の心を打つ−そんな優れた玩具として古くから愛されています。
 

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