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土人形に関する思い出や耳より情報、ちょっと良い話を募集します。
もちろん、土人形以外のお話でもOK!画像などの投稿もお待ちしています。
「月の兎」に関する内容もこちらへ。
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広島県北部の地震!  鹿野市夫   2011.12.3(土) 13:26 [修正]
 先月21日に、広島県北部で強い地震があり、広島県三次市の震度は5弱。三次土人形の丸本たかしさんのお宅の被害を心配していたのですが、玩友の諸岡智行さんがお見舞いの電話をしたところ、「人も人形も無事ことなきを得ました」とのことで、丸本さんは大変お元気なご様子だったそうです。
 良かったですね。
 3月11日の東日本大地震以降、東北地方だけでなく長野県北部、静岡、九州など全国各地でまだ強い地震が続いています。備えあれば憂いなし。どうぞ郷土玩具・郷土人形の地震対策も忘れないようにしてください。

馬乗り福助  鹿野市夫   2011.11.23(水) 22:57 [修正]
 11月19日(土)に、奈良久雄さんのお宅にお邪魔したところ、棚に見慣れない人形の生地がありました。「馬乗り福助」です。
 奈良さんは相変わらず地元と全国各地の愛好者の皆さんからの注文に追われてお忙しいご様子ですが、注文の多いのは「ふぐ乗り大黒」「招き猫」「内裏雛」などなどです。
 そこで、比較的注文の少ない「飾り馬」や小さな「福助」が可哀相なので、初代栄吉が伏見から持ち帰った二枚型の飾り馬に、福助を乗せてみたそうです。彩色して完成したら、とっても可愛い人形になりそうですね。
 奈良さんご夫婦は、今年金婚式を迎えられたそうです。これからもお元気で、温もりのある良い人形を作っていただけるよう念じております。 

窯出しを見学  鹿野市夫   2011.9.23(金) 23:30 [修正]
 9月18日、奈良久雄さんのお宅で「福招き」を見せていただいた後、奈良由起夫さんが前日に人形の生地を焼き、熱を冷まして今日窯から取り出すとお聞きしていたので見せていただきました。
 窯の扉を開けると、大型の「ふぐ乗り大黒」「抱き熊」「内裏雛」や、「八方睨みだるま」「饅頭喰い」「三番叟」などの人形の生地が焼成されてぎっしりと詰っていました。これらの生地は、奈良久雄さんと由起夫さんの手で、これから彩色されて息が吹き込まれ、中野人形が出来上がります。  

伊勢海老と招き猫  鹿野市夫   2011.9.20(火) 23:05 [修正]
 9月18日の早朝に奈良久雄さんのお宅へお邪魔しました。作業場には彩色の終った大きな招き猫が二匹鎮座していました。
 完成した招き猫を見てください。猫の胸には「福招き」と書かれた小判、頭上には日の丸の扇と宝尽くし、そしてなんとなんと、この猫には見事な伊勢海老が二匹付いています。
 二点の招き猫は、伊勢の「招き猫まつり」に出品されるそうです。「伊勢に伊勢海老の付いた招き猫」奈良さんの遊び心ですね。
 さて、この福招きはどなたの所に行くのでしょうか。羨ましいかぎりです。

奈良由起夫さんの新居  鹿野市夫   2011.9.19(月) 10:49 [修正]
 9月17日に、中野人形の後継者である奈良由起夫さんの新居を訪問しました。新居の全景は「信州中野・土人形友の会」の会報第13号に掲載されています。が、玄関には「信州中野土人形 奈良由起夫」と、手描きの大きな表札が掛かっていました。
 この表札は、建て替え前の実家に掛かっていたもので、お父さんの奈良久雄さんの名前も薄っすらと残っています。奈良久雄さんは、全国各地の愛好者の皆さんからの注文を受け、相変わらず超多忙で人形をお作りになっておられます。実家の作業場のスペースの関係で五代目の奈良久雄さんと、後継者の由起夫さんはこれからも別々の場所でお仕事をすることになりますが、中野人形の伝統も、この表札のように由起夫さんに引き継がれ、温もりのある人形が作られて行くことを願っています。

倉吉地方の ふぐ乗り大黒  中野土人形友の会会員 市川一生   2011.9.9(金) 9:57 [修正]
私は、中野市在住で 信州中野・土人形友の会 会員です。
郷土人形美術館様メールの「ぶぐ乗り大黒」は現在中野まちなか交流の家に有り 高田館長様に連絡いただければ、いつでも見ることが出来ます。
出品者は、鳥取市今町在住で 鳥取市と倉吉市の間の浜村温泉で購入されたとのお話でした。大きさは中野の「ふぐ乗り大黒」とほぼ同じ寸法で 大黒の彩色は似通っていますが、ふぐの彩色は全く異なっています。土は倉吉地方の特徴の粘土に和紙を練り込んだ軽量な材質で出来ています。
来年の「中野ひな市」には、何らかの方法で中野と倉吉の「ふぐ乗り大黒」を並べて見ていただきたいと思っております。


ふぐ乗り大黒  郷土人形美術館   2011.9.8(木) 20:05 [修正]
 少し前のことになりますが、Yahoo!オークションに、古い「ふぐ乗り大黒」が出品されていました。明治末期から大正初期ぐらいでしょうか。型は中野の「ふぐ乗り大黒」と同型ですが、彩色が全く異なっています。写真で見ただけで、自分の手で確認できてないので断定はできませんが、色使いや模様、面相、出てきた場所や一緒に出品されていた人形から判断すると、「焼き倉吉」の可能性が高いのではないかと思っています。
 倉吉が中野を型取したとは考えにくいので、やはり倉吉も中野と同様に博多の「ふぐ乗り大黒」を型取したのではないでしょうか?残念ながら肝心の博多の伝世品が確認できないので何ともいえませんが。

暑中お見舞い申し上げます  鹿野市夫   2011.7.17(日) 17:33 [修正]
 毎日暑いですね。東京は此処のところ真夏日・猛暑日が続き、今年は熱中症になる方が異常に多いようです。皆様くれぐれもご自愛いただけるようお願い申し上げます。
 さて、投稿が遅くなりましたが、今月の2日に「日本郷土玩具の会」の皆さんと起土人形の中島一子さんのお宅を訪問しました。中島さんは、招き猫や十二支の動物など、中・小型の人形や、蚕鈴を作って迎えてくださり、参加者の皆さんは大満足でした。

門司ヶ関人形  鹿野市夫   2011.6.27(月) 22:56 [修正]
 日本土人形資料館に新たに「門司ヶ関人形」が展示されていました。作者は北九州市門司区の上村誠さんです。
 戦後の貧しい時代に、復員してきた柳瀬重朝さんが「シャボン玉売り」をして生計を立てていた時に、子供たちへのおまけにしていた人形が、郷土玩具愛好家の目にとまり「文字ヶ関人形」と命名されて親しまれてきました。この小指ほどの小さな人形は、昭和52年に作者が亡くなり廃絶しましたが、今でも大変人気があります。
 デザイン学校の研究生だった上村誠さんの恩師が、たまたま柳瀬重朝さんの後援者だったそうです。廃絶を惜しむ恩師から「小さな干支のねずみを作ってみないか」といわれた事がきっかけとなり、作り続けて25年。地元での展示会を期に「門司ヶ関人形」と命名されたそうです。生土を乾燥させて彩色した、手捻りの小さな可愛い土人形です。

長浜人形の日下悟さん  鹿野市夫   2011.6.25(土) 0:04 [修正]
 先日、日本土人形資料館に行きました折に、島根県の長浜土人形・日下悟さんの人形と、作者紹介のパネルを見たものですから、写真を葉書にプリントしてお送りしたところ、日下(ひのした)さんから早速返信をいただきました。
 15年ほど前に、日下さんのお店を訪れた折には、木造平家建の西浜田駅から古い町並みを歩いて、「日下義明商店」と看板がかかったお店にお邪魔し、店内の長浜土人形や立派な石見神楽面を見せていただきました。お手紙によると、お店の周辺は新しい家が出来て大分変わったようですね。
 現在は制作のかたわら、神楽面や古い人形の元型を点検して、痛みのひどい物は修復し、新型も年に10〜20点ほど制作されているそうです。皆さんも山陰旅行の折には、是非お店を訪れて美しい人形と、勇壮な石見神楽面を見せていただいては如何でしょうか。

「信州中野・土人形友の会」に参加しました  鹿野市夫   2011.6.16(木) 22:38 [修正]
 中野市のバラ公園で行なわれている「バラ祭り」に合わせて、今年も6月11日(土)「信州中野・土人形友の会」の総会が開催されました。会場は湯田中温泉の旅館「美湯の宿」です。地元長野県はもとより、岐阜・富山・新潟・埼玉・千葉・東京などの各地から49名の愛好者の皆さんが参加されました。 
 総会は地元の役員の皆さんが用意してくださった資料をもとに、一年間の経過と今年の計画が報告され、満場一致で承認、30分ほどで終了。続いて行なわれた「交流会」では、中野人形の奈良久雄さん、後継者の奈良由起夫さんを交えてとても楽しい一時を過ごす事が出来ました。
 そして、お待ちかねの頒布会です。今回、奈良由起夫さんが作ってくださった人形は、大型の「だるま恵比寿」「だるま抱き童子」「内裏雛」「花魁」など25点。クジで順番を決め一番の人からお好きな人形を選んで行きます。会場は、好みの人形を手にした会員の「笑顔」、お目当ての人形を入手出来なかった人の「ため息」…、今年も大いに盛り上がりました。
 しかし、このようなことを申し上げても写真が無ければ雰囲気が伝わりませんよね。皆さんと楽しく過ごしていたものですから写真を撮ることをすっかり忘れてしまいました。代わりに、当日「まちなか交流の家」で、人形の絵付けを指導しておられた奈良久雄さんの写真を添付します。奈良さんは相変わらずお忙しそうですが大変お元気です。
 「友の会」も発足から満3年になり会員も102名になったそうです。新規加入大歓迎!皆さんも是非ご入会ください。

HPの掲載ミスの件  日本土人形資料館   2011.5.27(金) 9:19 [修正]
北信ローカルの石川様
HPの記載ミスを教えてくださりありがとうございました。
遅くなりましたが、訂正いたしました。

これからも土人形資料館をよろしくお願いいたします。

記載のミス  北信ローカル 石川   2011.5.2(月) 14:19 [修正]
貴HPの中野土人形、立ヶ花土人形の歴史の紹介文中、「平成7年に出兵…」とあるので、訂正を。

東京は桜が満開になりました  鹿野市夫   2011.4.9(土) 18:55 [修正]
 東京は桜が満開になりました。国立市の「桜通り〔写真〕」から「大学通り」を散歩したのですが、風で舞う「花吹雪」がとっても綺麗でした。
 これから、東日本大震災で被災された各地の桜も開花します。満開の桜とともに、余震がおさまり、原発の修復作業も進み、被災地の復興が進むことを念じています。
 

「人形で見る 歌舞伎の名場面」展 その3  鹿野市夫   2011.3.29(火) 21:53 [修正]
 中野陣屋・県庁記念館のひな市特別展の開催期間も残り5日(4月3日まで)となりました。歌舞伎は難しくて分からないという方にも、人形になった歌舞伎の解説が、それぞれ掲示してありますので、参考にして楽しんでいただくことができます。
 また、恒例の即売コーナーでは、「門司ヶ関人形」の展示即売をしています。戦後の貧しい時代に、シャボン玉売りのおまけとして作られた小さな手ひねりの人形が、「文字ヶ関人形」と呼ばれ、郷土玩具愛好家に親しまれてきました。昭和55年に作者が亡くなり廃絶となりましたが、前作者の心を活かす、上村誠さんにより「門司ヶ関人形」としてよみがえりました。とっても可愛い手ひねりの土人形です。二枚型の土人形とは、また違った面白味がありますので、皆さんのコレクションに加えていただいては如何でしょうか。
 写真は、「雛人形三人官女飾り」のセットです。

日本土人形資料館の企画展  鹿野市夫   2011.3.28(月) 22:41 [修正]
 東京は今週末に桜が開花しそうです。美しい満開の桜に勇気づけられ、被災地の復興が進むと良いですね。
 そのためにも、皆さんに元気を出していただかなくてはなりません。信州中野に春を呼ぶ「ひな市」は予定通り開かれます。そして、中野人形の奈良久雄さん、奈良由起夫さん、立ヶ花人形の西原久美江さんは、中野人形展示即売会にむけて、皆さんに喜ばれる人形を一生懸命作っておられます。今年もぜひお出掛け下さい。
 また、中野へ御出でのおりには、ちょっと足をのばしていただき、日本土人形資料館にも立ち寄ってください。日本土人形資料館では、企画展「大浜土人形展」を開催中です。先代の禰宜田章さん、三代目の禰宜田徹さんの迫力ある大型歌舞伎人形を堪能していただきたいものです。
 なお、今年は静岡県菊川市の坊ノ谷土人形【写真】が新たに展示されました。

「人形で見る 歌舞伎の名場面」展 その2  鹿野市夫   2011.3.24(木) 20:47 [修正]
 今回のひな市特別展は、埼玉県の郷土玩具・人形研究家、岩見徹さんのコレクションが展示されています。
 ロビー正面には歌舞伎の絵看板が掛けられ、「本朝廿四考」の八重垣姫、「山姥」の怪童丸(金太郎)などが並び、常設展示室には、「伽羅先代萩(めいぼくせんだいはぎ)」に登場する政岡や仁木弾正、荒獅子男之助、「国性爺合戦(こくせんやかっせん)の和藤内などなど。そして圧巻は、メーン展示室の中央に飾られた「助六由縁江戸桜(すけろくゆかりのえどざくら)」「壽式三番叟」「菅原伝授手習鑑」の超大型押絵羽子板と人形です。
 写真を見てください。正面の一段高くなった展示台に、中野人形・奈良久雄さんが手ひねりで創作された「揚巻(あげまき)」が座っています。助六の馴染みである三浦屋の太夫・揚巻(あげまき)。羽織っている打掛には華やかな桜、帯には端午の節句をあらわす「鯉の滝登り」が見事に描かれていました。

「人形で見る 歌舞伎の名場面」展  鹿野市夫   2011.3.23(水) 22:40 [修正]
 連日の余震、原発の状況も一進一退で不安な毎日が続いています。皆さんはいかがお過ごしでしょうか。
 今日の東京は、雨模様の寒い一日でしたが、桜のつぼみは大分ふくらみを増しています。春の到来と共に、余震もなくなり、被災地の復興が順調に進むといいですね。
 さて、中野市の中野陣屋・県庁記念館では、今年もひな市特別展が開催されています。今回のテーマは、「人形で見る 歌舞伎の名場面」展です。60ほどの歌舞伎の名場面を、外題ごとに整理された384点の土・張子・練物人形や羽子板などで楽しんでいただけるように展示されています。素晴らしい展示内容ですから、中野ひな市にお出掛けの際には、中野陣屋・県庁記念館に是非お立ち寄り下さい。
 「いよっ!待ってました」信州中野に春の訪れをつげるひな市で、歌舞伎の名場面を楽しんでいただき、皆さんに元気になって頂きたいと願っております。

地震お見舞い申し上げます  鹿野市夫   2011.3.20(日) 15:48 [修正]
 東日本大地震で信じられないほど多くの皆様がお亡くなりになりました。ご遺族の皆様には謹んでお悔やみ申し上げます。そして、今もまだ、たくさんの方々が行方不明になっておられます。早く再会できますことを念じております。
 先日、堤人形の芳賀強さんに電話が通じました。仙台は大変なゆれ方だったそうですが、ご家族、建物には被害はなかったそうです。電気は2日間停電し、水道は4日間断水、ガスはまだ復旧の目処も立っていないようですが、お元気な声をお聞きして安心しました。
 中湯川の青柳守彦さんは、彩色して並べてあった人形の上に、崩れ落ちてきた内壁が直撃し破損、窯も使い物にならなくなったそうです。これから復旧作業が大変ですね。それでも、地震直後に中湯川から車でご家族の住んでいる会津若松まで、なんとか脱出できたそうですから良かったです。
 土人形愛好者の皆さん。まだ余震もあり、原発の危機的状況も続いておりますが、どうぞくれぐれも健康に留意して、お元気にお過ごし下さい。

新年明けましておめでとうございます  鹿野市夫   2011.1.8(土) 11:58 [修正]
 全国の中野人形愛好者の皆さん、日本土人形資料館のスタッフの皆さん、新年おめでとうございます。東京はお天気に恵まれ、穏やかに初春を迎えましたが、全国的には大雪で困っているところも多いようですね。
 中湯川土人形の青柳守彦さんからは、「大雪の中で新年になりました。除雪が日課になっています」との賀状をいただきました。皆さんはどんなお正月をお迎えでしょうか。
 一昨日勤めから帰宅しましたところ、紙袋に入った荷物がテーブルに置かれていました。開封しますと、兎に乗った金太郎が凧(蛸)をあげ、狸と狐が一緒に遊んでいる、なんとも可愛い人形が顔を出しました。これは、信州中野・土人形友の会の会員で、「竹とんぼ」の仲間でもあるM・Tさん手作りの人形です。
 今年は正月早々に素敵なお年玉を頂戴し幸先の良いスタートをきることができました。
 この掲示板に目を通していただいて皆さんも、幸(素敵な人形の入手出来る)多い一年となりますように祈念しております。
 本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。 

富山土人形を展示  鹿野市夫   2010.12.7(火) 22:24 [修正]
 この度、富山市で「土雛窯」を開き、渡辺信秀さん亡き後、富山土人形を制作している古川圭子さん、藤田清枝さんの作品が日本土人形資料館に展示されました。作者は、平成4年に富山市の土人形養成講座に参加して渡辺信秀さんの指導を受け、富山土人形工房で制作を始めました。平成11年に独立し、代表的な内裏雛、天神などの他、廃絶した富山土人形の古い型を探し求め、復活させながら制作活動を続けています。
 人形の彩色は、昔ながらの泥絵の具、膠(にかわ)を使い、富山土人形の特色である赤や紫色を基調とした明るく温もりのある人形です。来館の折には是非ご覧になって下さい。

月の兎  鹿野市夫   2010.12.6(月) 20:43 [修正]
 今年も余すところ25日ほどです。私の加入しております「日本郷土玩具の会」は、今月12日(日)に東京の秋葉原で今年最後の月例会を行います。この日は、参加者の皆さんに、今年収穫した郷土玩具・郷土人形などを披露していただくのですが、この掲示板を見て下さっている皆さんの今年の収穫は如何だったでしょうか。
 来年は卯年です。昨日(12月5日)、日本土人形資料館に行きました折に、資料館の駐車場に隣接する公園に置かれためぐり逢いの巨石「月の兎」を写真に収めましたので添付します。機会がありましたら皆さんも是非お出掛け下さい。きっと良い出会いが待っております。
 昨日は秋晴れで、公園から見る北信五岳や真っ白く雪化粧した北アルプスの山々がとっても綺麗でした。この写真ではよく分からないと思いますが、中央が「月の兎」の巨石、左側にうっすら見える山が北信五岳の飯綱山、右側は妙高山です。

奈良久雄さんは人形作りに追われておられました  鹿野市夫   2010.12.6(月) 17:42 [修正]
 12月5日(土)に、奈良久雄さんのお宅を訪問しました。午後の1時ごろお邪魔したのですが、当日の3時に受け取りに来る方の「ふぐ乗り大黒」の彩色中でした。
 此処のところ、床に就くのは夜中の2時ごろ、朝の6時過ぎには仕事を始める毎日のようですから、奈良さんも本当に大変ですね。私と同行した人形仲間が、以前からお願いしてあった人形も、残念ながらこの日は出来ておりませんでした。
 愛好者の皆さん!奈良さんに人形を作っていただくのは中々大変ですが、あきらめずに繰り返してお願いして、よい人形を入手して下さいね。

おひなっこさんのご質問  鹿野市夫   2010.11.23(火) 23:19 [修正]
 奈良家初代栄吉さんの人形に関するご質問を拝見しました。残念ながら不勉強でご満足いただけるようなご回答が出来ません。が、分かっておりますことは、栄吉が、伏見人形の型を京都から持ち帰ったこと。これは、奈良家に伝承されて来た古文書や言い伝えだけでなく、現存する二枚型が、抜き型ではなく、原型から作られた型である事が証明しております。また栄吉は、明治3年に亡くなった事がお寺の過去帳で明らかになっております。享年は不明ですが、奈良久雄さんの母・いしさんは栄吉の享年を65才、伯母で父親の姉のせいさんは享年を75才と言っておられたそうです。
 栄吉の作った人形とのことですが、これは明確ではありません。栄吉は穀屋などを手広く商売されていた方ですから、恐らく自分では人形を作らなかったのではないでしょうか。しかし、奈良家に現存する「だるま恵比寿」は、博多人形から孫型(人形そのものからとった型)をとったものですが、この二枚型には「栄吉」と墨で書かれていた(現在は消えて見えません)そうです。他にも博多や長浜土人形からの孫型や、中野で原型を作り型取りしたと思われるものもありますので、栄吉は、他の商売のかたわら、ひな市に新製品を出すための段取り等が主な仕事だったのではないでしょうか。
 それでは、誰が人形を作ったのかということになりますが、奈良家には伏見から人形師夫婦を連れてきて人形作りを行なったと伝承されております。そして、これは事実だと思います。
 ご存知のとおり、同じ中野市の立ヶ花人形の初代・西原己之作さんは瓦製造が本業で、三河の鬼瓦師・斉藤梅三郎が人形作りを伝授したといわれていますが、全国の産地をみましても、窯業の発達した所で土人形が作られています。しかし、栄吉も奈良家の養子となった人ですが、生家は農業ですし、良い土がとれるとの算段はあったにせよ、窯業に全く縁のないものが、いくら伏見から型を持ち帰っても、人形はそう簡単に作れるものではありません。奈良家に語り継がれている、伏見で没落した人形師夫婦を中野へ連れてきた経緯に多少の誇張などもあるかもしれませんが、大筋は間違えないと思っております。
 二代目の豊吉さんは、天保2(1831)年生れです。奈良家には天保3年「生達童子」のお位牌が残されておりますが、栄吉夫婦には子供がなく、小さい頃から栄吉の店で働き人形作りをしていた豊吉を養子に迎えたようです。三代目は息子の五三郎さんですが、豊吉の娘で、体が弱く嫁ぐことの無かったちよさんが豊吉と一緒に人形を作っていたようです。
 さて、初代・栄吉(伏見の人形師)、二代目・豊吉の作った人形と、顔料のご質問ですが、顔料については不勉強で詳しいことは分かりません。ただ、東北地方で使われているような植物性の顔料は使われておりませんので、伏見人形の製法とそれほど変わらないと見て良いのではないでしょうか。
 また作者と人形の関係です。これは全くの私見ですが写真のおぼこは中野で入手したもので、現在奈良家には型がありませんが、初代の人形ではないかと思っております。「古作 中野人形」でいえば、P-61の左の「踊り子(二枚扇)」、P-92[唐人馬乗り」などが初代といいましょうか、伏見の人形師が中野で作った作品ではないかと思っております。勢いのある筆のタッチが他の人形と明らかに違うように思えるのですが如何でしょうか。
 甚だ、不明確なお答えで申し訳ありませんが、参考にしていただければ幸いです。

中野人形についてのご質問です。  おひなっこ   2010.11.11(木) 15:18 [修正]
江戸期に初代奈良栄吉さんにより創始された当時の人形は残されているのでしょうか? 伏見人形の強い影響を受けているので、明治中期頃まで(奈良栄吉さんの人形や初期の豊吉さんの人形)は当然丹や緑青などの鉱物顔料が使用されているものと思います。「古作 中野人形」という本で調べましたが、残念ながら該当する人形がわかりません。栄吉さんと推定する作品、鉱物顔料が使用されている中野人形がどのような人形だったか教えていただけませんか?

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